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Channel: 高機能電卓の情報
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HP Prime Virtual calcの新版があるらしいが

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ftp://ftp.hp.com/pub/calculators/Prime/

ここを見ると、新しいタイムスタンプのファイルがありますが、ファイル名が「去年」です。
しかし、念の為、アップデートを行ってみました。先ずは、仮想電卓を動かして更新を掛けますが ... ダメ。
そこで、ファイルをダウンロードして実行してみますが ... 「新しいバージョンがインストール済み」と出て、失敗します。
ウーン、どうなっておるのか !?

どうやら、日付を間違えて設定されているのではなかろうか ? 近々、修正されてアップされるのではないか、と密かに期待します。


電卓による母比率計算の例

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先般、参議院議員選挙が行われ、改憲勢力が2/3を獲得したとの事で「平和憲法サヨウナラ」となる事が決まりました。

マスコミはこぞって「出口調査の結果に拠りますと」と述べておりますが、統計学の教える所に拠りますと、偏りのない標本集団を得られれば、母集団の比率が推測できるのだと言います。
HP50GやHP Prime、TI-83+には、母比率の推定機能が盛り込まれているので、手のひらで計算する事が出来ます。

例えば、標本数n=320の内、あるカテゴリの数がx=170だった、として、母集団における、あるカテゴリの割合=母比率がどのくらいになるのか、計算できるのです。
標本集団における、あるカテゴリの比率はx/n = 0.53125 ですが、これは標本集団の比率であります。
標本集団の標本数を十分大きく取る事で、標本比率は正規分布に近付いていく、という難しい理屈(「中心極限定理」)があるのだそうですが、電卓の機能は、そうした背景を以って構成されているので、単純に数値を入力してやれば、立ちどころに答が得られます。
しかし、背景となる理屈の詳細までは知らずとも、ある程度の知識を持っていないと、その答えを吟味する事は難しいものです。
母集団から一部の標本を抽出し標本比率を計算すると、その標本比率は、やはり正規分布をする、のだそうです。
標本比率の分布する範囲は、正規分布となるため、例えば95%程度の確度で、この範囲に存在する、という結果が得られる事になります。

n=320, x=170の例で、確度=0.95 (95%)の分布範囲は、0.4765744 〜 0.5859256 の範囲、という結果が返ってきます。

実際に、HP Primeでやってみましょう。

[Apps] -> [推論] とキーを押して、つぎの情報を選択します。
  • 方式 : 信頼区間
  • タイプ: Z-Int: 1 π

[Num]キー押下、次の数値を入力します。
  • x:170
  • n:320
  • C:0.95

これで計算の準備が出来ました。つぎの選択肢があります。
  • [計算]メニューキーを押下すると、結果ウィンドウで表計算っぽい結果が得られます
  • [Plot]キーを押下すると、正規分布グラフと共に結果が表示されます

Plotキーを押してグラフを表示した例

ロシヤからのアクセスが急増中です

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今回は電卓ネタではありません。

理由は不明ながらも、ロシヤからのアクセスが急増しております。
何で ?


懸垂線、再び

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以前、当blogで、関数電卓に付き物の双曲線関数の使用例で、懸垂線の計算について調べたネタをアップしました。

懸垂線は、紐や鎖の両端を持ってタラリと垂らすと、その紐なり鎖なりが描く曲線なんだそうです。数式では、つぎの式で示されます。

y = a * cosh(x/a)

HP35SのTraining modules には、懸垂線の計算例が紹介されておりましたが、紐の両端を持つ、その高さが等しい例でした。
しかし、紐をタラリと垂らすとなれば、その両端の高度が違う場合もありましょうや。
そこで両端の高度が異なる場合、懸垂線のパラメタ (カテナリ数と極点x座標)の数値を求める方法を調べてみようと思います。

懸垂線は、紐の両端の高度が異なっても、同じ式で表現されると言います。
両端の高度が異なる懸垂線は、煎じ詰めるとつぎの数値で決定される、として良いでしょう。

  • 紐の片方の端を原点とし、もう片方の端を「吊り下げ点」として、吊り下げ点の座標(D, H)を与える
  • また、紐の長さ L を指定する
こうすれば、懸垂線のパラメタは一意に決定されそうです。これら3つのパラメタ、H, D, L を指定すれば、懸垂線のパラメタである a (カテナリ数), x (極点x座標)が決定され、懸垂線自体が決定できるだろうというハラです。
コチャコチャと計算すると、D, H, Lからa, xを決定する方程式は、つぎの2本である事が判ります。

a*(sinh(x/a)+sinh((D-x)/a)-L = 0
a*(cosh((D-x)/a)-cosh(x/a))=H = 0

非線形の連立方程式です。解析的に解けるんかいや ?
大変難しそうで、当方の知見は及びません。しかし、高機能電卓の一部には、数値解を計算する機能を持ち合わせているものがあります。そう、HP PrimeやHP50Gが、まさにソレなのです ! (もちろん他にもありますが、当blogはHP電卓の情報発信を任じておりますので)。

HP50Gでは、つぎの様にします。

  1. D, H, L に数値をストアします
  2. つぎの通り、スタックに配します

  3. [ 'A*(SINH(X/A)+SINH((D-X)/A)-L=0''A*(COSH((D-X)/A)-COSH(X/A))=H=0' ]
    [ 'A''X' ]
    [ 10 10 ]
     
  4. MSLVを実行
最後にスタックに積んだ [ 10 10 ] は、数値解を求めるための「初期値」で、未知数A, X に対応します。この例ではA=!0, X=10 としましたが、D, H, Lとの兼ね合いから、適切な値を指定しないと数値解が得られない事もあります。

例として、つぎの場合を計算させてみましょう。

入力  D=35, H=18, L=44

結果  A=19.0231959735, X=9.23406136377

HP Primeの場合は、もっと楽 ?

「解く」アプリを呼び出し、つぎの様に数式を入れます。


そして、[Num」キーを押して、D, H, Lに数値を設定、チェックボックスのチェックを外し、A, Xを求めるので、A, Xのチェックボックスにはチェックを入れたままにして、スクリーンキー右端の「解く」を押します。



答え。


エミュレータでは、瞬時に値を得られましたが、実機では若干、時間がかかるでしょうか。それでも、50Gよりは断然早いものと思われます。

HPGCCでこんなコードを書いた

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こんなの。
(MSのOne driveのリンクです)


HP50Gで動くアニメーションのコードです。

暇があったら試して丁髷。

fx-5800Pの入出力の研究が始まっております

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AkSd 様が、fx-5800Pのシリアルポートの調査を始めております。

「関数電卓ファン掲示板」
http://scicalcfan.bbs.fc2.com/

先ずは、シリアルポートをロジアナで調べ、どういったプロトコルになっているのか、現状はそこを調べておられます。

ここが明らかになれば、fx-5800PのプログラムをPCに保存出来たりするのですが、まだ、詳細が明らかになっておりません。

気になる向きは、上記に掲示板に参加され度候。


たまには目先を変えて、デザイン変更

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ポストするネタに事欠き、デザインのみを変更しますた。スマソ。

冬山と思しき寒々しい背景が物語る通り、閑散としております。新年早々、申し訳ない。

fx-CG50が登場するらしい

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やす親分から、つぎのコメントを戴きました。親分、有難う御座居ます。

https://akatuki-724.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html?showComment=1484563211860#c6510041064411995436

 どうも、CASIOの新型グラフ電卓「fx-CG50」が、この春にも登場するらしい、との事。
詳細はやす親分の記事を御参照戴き度、思います。

で、少し検索した所、こんなモノが !

CASIO releases new graphing calculator with 3D function - CASIO Europe
https://www.casio-europe.com/euro/news/detail/2525_casio-releases-new-graphing-calculator-with-3d-function/

既に画像がありますヨ ! fx-JP700っぽいスタイルです。いやぁ、期待しますネ !
日本語表示もOK?っぽい感じで、登場が楽しみです。

取り急ぎ、投稿しますた。



Julyさんのサイトにつながらない

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先日来、JulyさんのAmazon店から、HP電卓の在庫が無くなっておりますが、気になって、Julyさんのサイトをアクセスしようとした所、どうにもつながらない。ウーム ?
pingを打っても反応無し。どうも、expiredになっているのか... 。

どうしちゃったのかな ?
日本の総代理店なので、早期の復旧を期待したい所です。

世迷い言 ...

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「FlashAir」では、Luaスクリプトが動いて、無線関係もプログラミング出来るとか。

SDカードが郵便を通知! 無線LAN付きSDカード「FlashAir」を使ってドアポストセンサーを作ってみた<後編> - Akiba Watch
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/electronic_iot/1046389.html

 ならば、HP50Gに使ったら面白そうだなぁ、と思ったのですが、問題が。HP50Gで、FAT32のアクセスが問題ないのか ? 
また、無線を使うと電気も食いそうで、その辺りも心配。

少々高いので、エイヤッと買っても使えないとなれば、これはカナシイ。誰か、やってみては呉れまいか ... (他人任せかよ、相変わらず)。


fx-CG50の続報

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独逸(?)の販売サイト(っぽい)では、120ユーロ(14,500円くらいらしい)程度で予約を受け付けている模様。

翻訳ページ
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=de&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fwww.dynatech.de%2Fcasio-fx-cg-50-grafikrechner.html

5月発売予定となっており、未だ先の事ではありますが、ウキウキします。日本でも出るとイイかなぁ。

追記
ずうっとスクロールしますと「アドイン」の文字があります。期待が高まります !

CASIO fx-CG50 manual PDFs are available ! - fx-CG50 のマニュアルPDFがあります

「チョット奥さん、3月20日は<電卓の日>ですってよ !」

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という不可解なタイトルで始まりましたが、来る03/20は「電卓の日」なのだそうです。

カシオが歴代「関数電卓」「ゲーム電卓」「電子辞書」展示 約40年前の関数電卓を見てきた - IT Media
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1703/09/news129.html

君は「ゲーム電卓」を知っているか 80年代に彗星のごとく現れて消えたレトロガジェット - IT Media
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1703/09/news122.html

上記の記事中に出て来る、初代のゲーム電卓「MG-880」。級友が持っていたので、少し遊んだ事があります。その後、CASIOポケコンの名機・PB-100を手にして、このゲーム電卓のインベーダーゲームをプログラムで再現しようと、色々とやったのでした。

  • 原作のゲーム電卓では、照準キーで数字を変え、Fireボタンで迫りくる数字インベーダーを撃つ、という感じでしたが、自家製プログラム版では、直接キー入力する様にしていました
  •  代わりに、攻めてくるインベーダーを数字だけではなく、アルファベットも登場させました
結局、プログラムの実行速度を言い訳に、色々と改変してしまったのですが、それなりに遊べる物になって、学校で級友に遊んでもらいました。

細かい事を書いても面白いのですが、記憶にのみ拠っているので、詳細は誤ってしまう事もあり、これくらいで止めておくのが肝要かと。

久しぶりにこうした面白い記事をみて、大変興奮しておりました。3月20あたりから「樫尾俊雄発明記念館」で、歴代電卓、関数電卓などの展示など行うとか。気合が入っております !

で、もしかすると「電卓の日」、何かないのかなぁ。例えば、fx-CG50の国内発売とか、なんてネ。

HPGCCでこんなコードを書いた 2

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春が過ぎ、夏に向かいつつあります。

相変わらず短いネタばかりですが、何か書かないとと思い。
今度もHPGCCによる、HP50G向けのアニメーションプログラムです。


大したものではありませんが、一服の清涼飲料として。

当方も何か、プログラムを書こうかという意識だけはあるのですが、なかなか簡単じゃないよ。
何か、そこそこの電卓クライアントでも作ってみたいもの ... トホホ。

HPGCCでこんなコードを書いた 3 - WannaCry祭り

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最近はコメントも少なく、fx-CG50についての話題も追いかけておらず、アクセスも激減。いい感じに「枯れて」来ました当blog。ホント、干からびてしまいました。Julyさんもおかしな事になっておる様で、HP Primeもどうにも購入できない有様。


まあ、それはさておきまして、いい感じに過疎って来ましたので、またまた、気晴らしでHPGCCの短いコードを書いてみましたヨ、どうせ誰も見ては居まいでしょうから ! こうなりゃ「孤独のコードグルメ」です。


先日、世間を騒がせたランサムウェア「wannaCry」。Twitterでは、こんなお祭りがあったそうで。

ランサムウェアの「WannaCry」。ついにコモドール64にまで感染!? ~ Twitterで各種ネタ画像が出回る - やじうまWatch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1060474.html

遅ればせながら、HP50Gでお祭りに参加しようと、 こんなコードを書いてみました。





それっぽい表示+オマケで大したものではありませんが、実行は一応(いま流行りの ?)「自己責任」という事で !


fx-5800PとPCの接続研究に一定の成果

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sentaro 様よりお知らせ戴きましたが、AkSd様の掲示板 (http://scicalcfan.bbs.fc2.com/)で研究が進められていた、fx-5800PとPCの接続・入出力の研究について、takumaro様により、一定の成果が公開されておりました。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1946/index.html

takumaro 様の成果は、PIC 16F1445を中心に構成されたUSBトランシーバとWindows用の通信アプリケーションより構成されております。
ブレッドボードにてハードウェアを作成して動作するとの事で、fx-5800Pユーザーの皆様、是非ともお試し戴きたい成果だと思います。

素人目には、16f1445をUSB電源(5.0 V ?)で動かし、fx-5800Pとの接続部分で電圧調整 (fx-5800Pの電圧は2.5V だそうです) をすれば良さそうと思います。

  • 電卓からPICへの信号は、PIC内部にコンパレータがありますから、基準研究圧を2.5V程度に設定すれば、電卓出力の検出は可能でしょう
  •  PICから電卓へは、1k Ohm程度の抵抗器2本を使って分圧したものを流せば良さそう ?
ただ、上記は素人考えなので、電卓に与える影響は未知数です。場合によっては電卓を壊してしまう事もあります。
takumaro様の成果では、2.6 V のレギュレータを使う事で、全体の電圧を安全に管理する事に成功しております。
同時に、 部品点数も少なく回路製作も簡便ならしめており、とても興味深いものです。

Takumaro様の所で、PICにファームウェアを導入するサービスも提供されておられるそうですが、欲を言いますと、ブレッドボードなどを一まとめにした電子工作キットとして提供されると、とてもウレシイかなぁ、なんてね。秋月電子とかであれば買う人も居るかも知れません。やす親分のfx-5800P CASIO BASIC ”Deep Manual"とか付けて売り出したら、結構ブームになりそうな ... ?

2017/07/26に「何か」が出るのか !?

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CASIOから「余り計算電卓」の発売が発表されたのが、07/12でした。その翌週には、カラーの電卓製品などが発売されると発表しております。
一方、グラフ電卓の現行製品は、販売終了となっております。

そこで、来る2017年7月26日、「何か」の発売が発表されないのか、と期待したい所ではあります。果報は寝て待て、2017/07/26 !

余り計算の出来る電卓が登場

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こんな話題がありました。

大人になったら使わないのに、なぜ私たちは「分数」を学ぶのか (1/6) - IT media
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1707/05/news013.html

確かに、分数の計算、大人になると余り使いませんやなぁ。いや、そもそも (閣議決定されてしまった「基本的」という意味ではありません、念の為)、三角関数や対数とかの計算も含めて、計算自体をやらなくなってしまったのか ?

先日、TVを見ておりましたら、巨大建築物の技術者の方が、現場で構造計算をしないとならない場面で、図面を見ながらCANONの関数電卓を叩いているシーンがありました。CANONの関数電卓は、計算精度、桁数が15桁以上あるとかで、ある程度の需要がある様子。
関数電卓はそれなりに販売されているのですが、高機能電卓は需要がアヤシイのか、なかなか登場しません。

それはさておき、この記事に出て来る主張、それはそれで一つの見識ではあります。

永らく「電卓」というと、四則演算とパーセント計算、メモリーがあって、平方根計算があれば十分、という所でした。
事務用に使われるものでは、四捨五入などの設定が出来るものなど、少し機能が増えており、一方、関数電卓では関数計算能などが多くなっております。
そうした所で、CASIOは「余り計算の出来る電卓」を発売するというニュースがありました。

MP-12R - CASIO.jp
http://casio.jp/dentaku/products/MP-12R/

上記の記事、まさにこの電卓の登場を予期していたかの様で、乗せられた格好ではありますが、それでも、この電卓の登場は支持したい。
それは、計算に対するリテラシイを向上させるために寄与するからではあります。

一方で「日本向けには、こうした電卓だけ投入すればいいや」と思われてしまうと、CASIOは高機能電卓を日本向けに出さなくなってしまうのではないか、という懸念もあります。
CASIOは海外でfx-CG50を始めとして、高機能電卓販売が行われております。
所が、本邦ではfx-CG20がデスコンになってしまい、後継がなかなか出ない。そこを憂慮するものであります。

この7月、CASIOは2週にわたって、電卓新製品の発売を発表しました。この時、当方は「7月はCASIO電卓月間なのか !」と驚き、先日の記事をポストしたのですが、期待を違えて、7月はここで電卓製品の発表は潰えてしまいました。
そして、今月は「ニッパチ」。消費の伸び悩む月であり、先週はお盆休みでした。
アメリカ辺りは新学期前とあって、高機能電卓やPCなどの需要が亢進されるのですが、

心ある方々は、既に海外輸入でfx-CG50などを購入しております。少ないとは言え、それなりの需要があるのですが、収益体質の故なのか、日本ではなかなか登場しない。「お前の国には売らないよ」という意味の「おま国」という言葉がありますが、CASIOの高機能電卓も「おま国」となってしまっては、実に哀しいのであります。

遂にfx-CG50が国内販売へ !

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先進的なユーザーは既に海外から購入、色々と評価しているfx-CG50ですが、ようやく本邦でもお披露目となります。いや、目出度い、目出度い !

http://web.casio.jp/dentaku/fxcg50/?topics

発売は10月との事で、今しばらく間があります。また、現状では価格も不明であります。
しかし、国内販売という英断を高く評価したいのであります、当方としては。

先ずは第1報という事で。

「シダの葉グラフィクス」

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 2017-10-20 には、CASIO fx-CG50が国内発売される、との事で、カラーグラフィクスの表示できる高機能電卓向けに、「シダの葉グラフィクス」のプログラムを実行してみました。

シダの葉グラフィクスについては、つぎを御参照。

反復関数系 - wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%BE%A9%E9%96%A2%E6%95%B0%E7%B3%BB


当方、未だカラーグラフィクスの高機能電卓を持っていないので、HP Primeのシミュレータで動作するコードを作成してみました。
以下の版は、モノクログラフィクスでの表示ですが、RGB()のパラメタを少し変えるだけで、カラーになります。

プログラム「draw_shida.ppl」

//  title : draw_shida.ppl
// begin : 2017-10-03 15:18:44
//

//
width := 320;
height := 240;

// initial ooord
x := 0;
y := 0;
// loop counte
cnt := 30000;
// working
tmp := 0;

xmin := -3;
xmax := 5;
ymin := 0;
ymax := 8;

// functions

// f1()
f1()
BEGIN
tmp := 0;
y := 0.16*y;
x := tmp;
END;

// f1()
f2()
BEGIN
tmp := 0.2*x - 0.26*y;
y := 0.23*x + 0.22*y + 1.6;
x := tmp;
END;

// f1()
f3()
BEGIN
tmp := -0.15*x + 0.28*y;
y := 0.26*x + 0.24*y + 0.44;
x := tmp;
END;

// f1()
f4()
BEGIN
tmp := 0.85*x + 0.04*y;
y := -0.04*x + 0.85*y + 1.6;
x := tmp;
END;


// MAIN
EXPORT DRAW_SHIDA()
BEGIN
// Clean the screen (G0):
RECT();

LOCAL i, r, col;
LOCAL xp, yp;

FOR i FROM 1 TO cnt DO
r := random();
IF (r < 0.01) THEN f1(); col := RGB(0, 0, 0); END;
IF (r >= 0.01 AND r < 0.07) THEN f2(); col := RGB(0, 0, 0); END;
IF (r >= 0.07 AND r < 0.15) THEN f3(); col := RGB(0, 0, 0); END;
IF (r >= 0.15) THEN f4(); col := RGB(0, 0, 0); END;
xp := (x-xmin)/(xmax-xmin)*width;
yp := (y-ymin)/(ymax-ymin)*height;
PIXON_P(yp, xp, col);
END;


// key wait loop
REPEAT UNTIL GETKEY() == -1;
FREEZE;

END; 
 
小汚いコードですが、 移植は簡単だと思います。

                       
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