先ずは、以下の記事をお読み戴き度。
異様に欲しくなった電卓の話 カシオCLASSWIZ - 週刊ASCII
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/339/339010/
開発者のホンネがみっちり詰まった、とても読み応えのある良い記事です。
そういや、CLASSWIZって、2 way powerでした。ここまで省電力で動くために回路設計を限界まで作りこんでいた、素晴らしい成果だった、と !
何故、2 way powerに拘ったのか ? それは、世界で広く使われる事を意識しているからです。「乾電池なんて近所のコンビニで買えるでしょうよ」という国は、実の所、そんなに多くはないのです。一方、太陽光ならば、広く世界を照らし出している。常に手元に置いて、すぐに使えるという理想を実現するのは、2 way power、だった。ウーン。流石は世界企業 !
で、大変素晴らしい取り組みであり、記事でありますが、当blogとしては、つぎのお言葉がチョット気になってしまいました。
道理で、なかなかfx-5800Pの後継機が出ない、のか ?
どうせ鄙びた辺りの当blog、見ていないだろうから以下、好き勝手な事を書きます。
「多機能になるとスマホに喰われてしまう」いうのは、確かにそう感じる所もありますが、一方、高機能電卓にしても、スマホのタッチスクリーンよりも使いやすいボタン操作ですから、スマホとは別モノとして普及する余地はあるのだと思うのですヨ。
「難しくて使いこなしていない。使っていたのはせいぜいLOGと三角関数だけだ」という返事が戻ってきたことに落胆し、の所ですが、これは如何ともしがたい、遺憾な状況であります。
今日に至るも、関数電卓は未だに「エレキ計算尺」という位置付けに過ぎず、高機能電卓の存在意義は無くなってしまったのか ?
その昔、世界に初めて登場したグラフ電卓はCASIOのもので、液晶パネルの高解像度化が進む中で投入された、実にエポックな製品だった。ポケコンの次の製品世代であり、グラフ機能を盛り付ける事で、計算に対するリテラシイの向上につながるものかと期待されたため、発売に至ったのではないか。
グラフ電卓が、より高機能電卓の開発に拍車をかける事になったのですが、今日では「普及が見込めない」という理由からか、開発に積極性が無くなってきてしまった。
確かに、高機能電卓を欲しがる人なんて、ごく少数ではあります。しかし、TI, HPはそれでも作っているじゃありませんか !
そこで、CASIOにも、高機能電卓を出して欲しく思うのです。
計算リテラシイの向上に寄与するとなれば、例えばfx-5800Pの様にプログラム機能を盛り付けるとか (fx-5800Pも単4電池1本で動くスグレモノでした !)。そして、今日的には外部ストレージのパスを用意し、プログラム・データのPCとの共有を図る。fx-FD10 proがそうだった様に。
普及価格帯の関数電卓でもやることは沢山あるのは判りますが、高機能電卓もやって欲しいのです。
「頼むから、そんな悲しい事を言わないでくれよ ... 」
異様に欲しくなった電卓の話 カシオCLASSWIZ - 週刊ASCII
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/339/339010/
開発者のホンネがみっちり詰まった、とても読み応えのある良い記事です。
そういや、CLASSWIZって、2 way powerでした。ここまで省電力で動くために回路設計を限界まで作りこんでいた、素晴らしい成果だった、と !
何故、2 way powerに拘ったのか ? それは、世界で広く使われる事を意識しているからです。「乾電池なんて近所のコンビニで買えるでしょうよ」という国は、実の所、そんなに多くはないのです。一方、太陽光ならば、広く世界を照らし出している。常に手元に置いて、すぐに使えるという理想を実現するのは、2 way power、だった。ウーン。流石は世界企業 !
で、大変素晴らしい取り組みであり、記事でありますが、当blogとしては、つぎのお言葉がチョット気になってしまいました。
帰国してカシオの新入社員に聞いてみたところ「難しくて使いこなしていない。使っていたのはせいぜいLOGと三角関数だけだ」という返事が戻ってきたことに落胆し、どうにかせんといかんと討議をはじめた。
「電卓のいいところは、手軽で大事に扱わなくても大丈夫で、ポンと押したらすぐ出てくること。ものさしや鉛筆みたいに使えなければならない。そこを忘れて多機能に入ってしまうと、スマホに全部食われてしまう。電卓のいいところを残して、プラスアルファを作っていく必要があると思うんです」ウーン。なるほど「高機能電卓」はウケが悪い ... 。
道理で、なかなかfx-5800Pの後継機が出ない、のか ?
どうせ鄙びた辺りの当blog、見ていないだろうから以下、好き勝手な事を書きます。
「多機能になるとスマホに喰われてしまう」いうのは、確かにそう感じる所もありますが、一方、高機能電卓にしても、スマホのタッチスクリーンよりも使いやすいボタン操作ですから、スマホとは別モノとして普及する余地はあるのだと思うのですヨ。
「難しくて使いこなしていない。使っていたのはせいぜいLOGと三角関数だけだ」という返事が戻ってきたことに落胆し、の所ですが、これは如何ともしがたい、遺憾な状況であります。
今日に至るも、関数電卓は未だに「エレキ計算尺」という位置付けに過ぎず、高機能電卓の存在意義は無くなってしまったのか ?
その昔、世界に初めて登場したグラフ電卓はCASIOのもので、液晶パネルの高解像度化が進む中で投入された、実にエポックな製品だった。ポケコンの次の製品世代であり、グラフ機能を盛り付ける事で、計算に対するリテラシイの向上につながるものかと期待されたため、発売に至ったのではないか。
グラフ電卓が、より高機能電卓の開発に拍車をかける事になったのですが、今日では「普及が見込めない」という理由からか、開発に積極性が無くなってきてしまった。
確かに、高機能電卓を欲しがる人なんて、ごく少数ではあります。しかし、TI, HPはそれでも作っているじゃありませんか !
そこで、CASIOにも、高機能電卓を出して欲しく思うのです。
計算リテラシイの向上に寄与するとなれば、例えばfx-5800Pの様にプログラム機能を盛り付けるとか (fx-5800Pも単4電池1本で動くスグレモノでした !)。そして、今日的には外部ストレージのパスを用意し、プログラム・データのPCとの共有を図る。fx-FD10 proがそうだった様に。
普及価格帯の関数電卓でもやることは沢山あるのは判りますが、高機能電卓もやって欲しいのです。
「頼むから、そんな悲しい事を言わないでくれよ ... 」