Quantcast
Channel: 高機能電卓の情報
Viewing all articles
Browse latest Browse all 149

fx-CG50で「2週遅れのバレンタインデー」

$
0
0

先日のハートカーブのグラフィクスを、量販店に行った折に、店頭のfx-CG50でやってみました。
しかし、グラフ機能で描こうとしても、なかなか思うように行きませんネ、コマッタ。

こうした際には、pythonでプログラムを書け、となりそうですが、店頭の試用機のOSは更新されていないので、python 使えません。「バカ、スクリプトを書くヤツがいるか。pythonは最後の武器だ」

そこでグラフ機能で描く方法を模索した所、ようやく描くことが出来たのでした。

標準のグラフ機能で、Functionを描画形式として行うと、うまく行かない。何故か ?
Function形式では、x軸の増分が1ドットおきに固定されているからです。
しかし、件のハートカーブ式では、1ドットよりも細かい増分で描かないと「塗りつぶし」が現れない。

この限界を突破するには、裏技っぽいですが、FunctionではなくParametric 形式で表示を行います。
Parametric形式で描図を行うと、媒介変数 T の変域と増分が指定できます。

ハートカーブの場合、(4-x^2)^0.01 という項がある事から、-2〜+2の範囲を越えると実数ではなくなるので、グラフに表示できなくなる事が予想されます。

そのため、{ T | -2<=T<=2 } で描いてやれば、ハートカーブが現れるでしょう。
また、媒介変数 T の増分は自由に設定できますが、余り小さいと、その分、計算に時間が掛かります。
店頭で試した際は、0.0025 (2.5E-3) で試した所、十分な図形が得られました。

画像が掲載できませんが、fx-CG50をお持ちの向きはお試し戴き度。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 149

Trending Articles