Quantcast
Channel: 高機能電卓の情報
Viewing all articles
Browse latest Browse all 149

「ポメラ DM250」は出るのか ?

$
0
0
ポメラ DM250 が出るらしいというウワサが流れております。

最初の情報は、つぎのtweetでした。

ref. https://twitter.com/futafi_namu/status/1488372271911608323

キングジムの技適情報を照会した所、DM250という製品の登録情報が発見された、との事です。

発売から5年を経たポメラ DM200の価格は下落しており、最終処分段階に達したと目されております。
このタイミングで、DM250という情報がもたらされた事で、ポメラユーザーにとっては、まさに「干天の慈雨」と、期待が寄せられている格好であります。

DM200は、蓋のヒンジ部分、開け締めに由来すると思しき、画面変色問題が少なからずあり、購入1年以内でも実費修理となるケースが報告されておりました。

多くのユーザーは気にせず購入した模様ですが、中には、この件が気になって、なかなか手が出なかった、という向きも居た模様。

DM200では、Gメール利用による「疑似クラウド保存」の機能が盛り付けられました。
これなどは、無線LANの機能がハードウェアに用意されているからこその機能でありましたが、
DM200のカーネルがLinuxであり、ネットワーク機能を盛り込める事から、クラウドストレーヂを利用する事自体は可能となっていた模様。

OS/GUIにAndroid OSを盛り付けるには、電池容量が少ない事から、独自の「ポメラShell」ともいうべきファームを取り付けた、と説明されております。

一方で、製品がAndroid PCベースで構成されていて、カーネルにLinuxを採用している事から、命知らず(?)がポメラShellを迂回する様にシステムを改変、X window systemを取り付け、モバイルLinux端末として利用するというハッキングが開発され、一部のマニヤは喜々として利用していたという話もあります。
DM200でデスクトップを動かす際の不自由さは、X GUIを採用するにああたってのポインティング・デバイスが用意されていない点でした。
これを解決するため、キー操作でポインタを擬似操作するクライアントを用意するなどの工夫が必要となっていたそうです。

DM200自体は、単体で十分に「熟成」した商品構成でした。
DM250という型番から、DM200の改善版ではないか、と見る向きもあり、従来のDM200に存在した画面変色問題が改善されたのではないか、と期待されておりますが、同時に、製品の性能・機能の大幅な向上は見込めないものかと推察されます。

DM200のGメールによる擬似クラウド保存機能は、無線のつながりがイマイチだったという報告もあり、この辺りを改善する程度の改良はありそうです。
DM250の技適情報をみると、測定した電波強度の数値が、DM200のそれと比較して若干大きいように思われれます。これは本体設計の見直しによる、画面変色問題への対応と、電波出力の改善、という側面があるのではないか、と期待したい。
あと、DM200のX GUIマニヤ向けに、ポインティング・デバイスの提供、ハードウェアの付加というのは考えやすいのかも知れません。
DM200より壊れにくくなれば、DM250は広く受け入れられる製品になる事が期待されます。

...

一方、DM200発売から5年以上を過ぎ、DM200が終売に近づきつつある今日、果たしてDM250が発売されるのか、という不安もあります。

DM250、出てくれるといいのですが。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 149

Trending Articles